FSSC22000コンサルティング

HACCP、ISO22000、いずれにおいても運用を支えるのは、
基本となる一般的衛生管理プログラムです。

この衛生管理プログラムが機能しないとHACCPやISO22000が効果を発揮しないことから、
“前提条件プログラム(PRP:Prerequisite Program)”と呼ばれています。

FSSC 22000は食品安全の基本である前提条件プログラムをより強化するために、
ISO 22000の前提条件プログラムの部分を具体化した認証スキームです。

食品安全の仕組みであるHACCPやISO22000の支援で培った経験・ノウハウを持つ
UL ASG Japanは、お客様の特徴を活かしたFSSC 22000の構築をお手伝いいたします。

FSSC22000コンサルティング実績 2012年5月現在 33組織

分類 組織数
容器・食品包装資材製造
(例:ガラスビン、缶、PETボトルなど)

8

飲料製造

6

菓子製造

3

スナックおよび朝食用シリアル製造
(例:お茶、焙煎など)

7

食品添加物製造
(例:ガス、香料など)

9

FSSC22000の概要

FSSC 22000認証スキーム制定の背景

食品安全を目的とした規格が数多くある中で、現在最もポピュラーなものが
ISO国際規格であるISO 22000といえます。
しかしながら、ISO 22000は食品を扱う組織で幅広く利用されることを目的としたため、
前提条件プログラムにおいても汎用性が求められた結果、
抽象的な要求事項になってしまった経緯があります。

ISO(国際標準化機構)は国際的な食品流通に大きな影響力を持つCGFが運営するGFSIにより、
ISO 22000が食品安全の認証スキームの一つとして承認されることで普及を目指していましたが、
前提条件プログラムが十分でないため承認されませんでした。

そのような中、2008年に食品製造業向けの
「食品製造のための食品安全に関する前提条件プログラム」PAS 220:2008が
BSI(英国規格協会)から発行され、
これに着目したISOがPAS 220:2008を原案として2009年にISO/TS 22002-1を発行しました。

その後、FFSCが「ISO 22000+PAS220 又はISO/TS22002-1+追加要求事項」として
FSSC 22000という認証スキームを開発し、食品安全の認証スキームの一つとして
GFSIにより承認されました。

2012年3月16日に、BSI はPAS 220:2008を廃止しました。
このため、現在のFSSC22000認証スキームは、
「ISO 22000+ISO/TS 22002-1+追加要求事項」となります。

新規取得の場合、廃止から6ヶ月はPAS220:2008による認証を受けることができますが、
2012年10月1日以降は、ISO/TS 22002-1による認証のみになります。

尚、既に認証取得している場合は、1年以内(2013年4月30日まで)に、
ISO / TS22002-1による認証に更新する必要があります。

ISO/TS 22002-1の内容が技術的にはPAS 220と同じであるため、
この移行は簡単に行えます。
FSSC 22000を活用する動きは、グローバルに展開する組織と
そのサプライヤーによる認証取得が予想されます。

 

FSSC 22000と関連規格の関係

 

食品製造業FSSC22000

 

食品包装製造業FSSC22000

* ISO22000:2005とPAS223:2011の組合せは、GFSIの認証スキームとしは未だ認められていません。
(GFSIにて検証中)

 

動物飼料製造業FSSC22000

 

FSSC 22000の支援内容

UL ASG Japanでは、次のステップでシステム構築・運用をお手伝いいたします。

【1】現状分析支援

お客様の現状を調査し、ISO/TS 22002-1(PAS220)またはPAS223の要求事項に対して、
どこまで達成しているか、何が不足しているのかを分析し、システムの設計を行います。

すでにISO 22000を構築されているお客様は、ISO 22000における前提条件プログラムに対する補完要求、
すなわちISO/TS 22002-1(PAS220)またはPAS223への対応を追加することになりますが、
FSSC 22000で必要となる要求事項の大部分は既に適合しているため、
導入期間は短く、スムーズに進めることができます。

【2】システム構築支援

現状分析の結果に基づき、ISO 22000、ISO/TS 22002-1(PAS220)またはPAS223のシステムを構築していきます。

特に、ISO/TS 22002-1(PAS220)またはPAS223に基づく最適なPRPを構築するためには
画一的なものを目指すのではなく、工場の規模や状態、取り扱う製品の特徴を捉えることが不可欠であり、
お客様の状況に見合った内容にデザインしていくことがポイントとなります。

【3】システム運用・検証・改善支援

システムを構築後、運用を開始します。

ある程度、運用が進んだ段階で、ISO 22000とISO/TS 22002-1(PAS220)またはPAS223に
基づくシステムが機能しているかどうかの検証を行います。

【4】審査対応支援

審査時の立会いや指摘事項に対する修正・是正といった場面で支援を行い、認証までサポートします。

 

– 用語説明 –

CGF(The Consumer Goods Forum)

ローバルに展開する大手小売、大手メーカーなど、世界の名だたる企業のトップがメンバーとして参画しており、
食品の国際流通に大きな影響力を持つ組織です。

GFSI(Global Food Safety Initiative)

世界中の消費者に安全な食品を提供するために、食品安全マネジメントシステムの継続的改善と
消費者に対する食品供給の信頼性確保を目指して設立された、
CGF(The Consumer Goods Forum)が運営する非営利団体です。
GFSIの認める認証スキームとしては、BRC、IFS 、SQF2000などがあります。

FFSC ( Foundation for Food Safety Certification )

2004 年にオランダで設立され、 CIAA ( Confederation of the Food and Drink Industries of the European Union )
の支援を受けて FSSC 22000 の認証スキームを開発した組織です。

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